Ulasan Hakone Kogen Hotel

宿泊予約サイトから予約しましたが、後日ホテルの公式HPを見ていたところ神奈川県民割プランがあることに気づきました。電話で、既に予約済みのプランと食事内容などで違いがあるのか問い合わせたところ「同じです」とのことでしたので予約し直して宿泊しました。 チェックアウトの清算時に分かったのですが、県民割プランは小学生の子供も同額とのこと。子供の夕食が、先付けと牛の陶板焼きの２種類なかったので、同額ならば食事内容も同じではないとおかしいのでは？と尋ねましたが、フロントの方は「県民割プランではそのようになっております」とおっしゃるのみ。後の予定があったので、納得できないまま宿を後にしました。同額払うのは構わないので、それならば食事内容も同じにして欲しかったです。子供はHPの写真を見てとても食事を楽しみしていたので、残念としか言いようがありません。 宿泊した日は30人ほどと少ない人数の宿泊だったようです。お風呂や食事から部屋に帰る際、エレベーターで乗り合わせる方すべてが私達と同じ階であったので、宿泊者が少ないのでお掃除等で楽なようにまとめたのかなと思ってしまいました。 ＜お部屋について＞ 部屋はリノベーションされていて綺麗でした。空気清浄機や加湿器はありません。 お布団敷きをどうするか尋ねられたため、コロナ禍でもあるので自分たちで敷くことにしましたが、シーツを広げていたところ1枚に長い髪の毛がついていて気持ち悪かったです。 また、飲み物を飲むためグラスを棚から出したところ、底に白い汚れ・水滴がどのコップにもついていたため使用する気が失せ、直飲みするしかありませんでした。 なお、お茶菓子やお茶・コーヒーセットはありませんでした。（ポットと湯飲み、グラスがあるのみ） 冷蔵庫は冷蔵のみ。 ＜食事について＞ 食事時間は指定時間（２択）から好きな時間を選ぶようになっていました。 夕食は、釜に入ったご飯や国産牛の陶板焼き、豚肉のしゃぶしゃぶなどもあり趣向を凝らした内容で、和食会席でしたがお腹いっぱいになりました。 朝食は和朝食で、ご飯、煮物、味噌汁以外は全てセッティングされていました。コーヒーやジュースなどは無しです。コーヒーを飲みたい場合は、ロビーにあるボタンを押すと出てくるタイプの機械で入れるコーヒーを有料で買うしかないです。 ＜お風呂について＞ お風呂へ繋がる廊下に上がるところで履物を脱ぐようになっていました。棚のほか、鍵付きの履物入れもあるのが良かったです。 女湯の話になりますが、脱衣所はコンパクトで、シャワーキャップやヘアゴムなど必要最低限のアメニティはありました。洗面台に除菌ウェットティッシュも置いてありました。 お風呂場入り口に冷水機があり、コロナ対策で紙コップを使用するよう注意書きがありました。 内風呂は、うっすら白濁した湯のぬるめと熱めのお風呂が2つ、露天風呂は1つ。(※男湯は無色透明だったとのこと) 柔らかな湯あたりですが温かさが持続しない温泉で、すぐ湯冷めします。 細かいことですが、持ち込んだ個包装のメイク落としのゴミを捨てようとしても、浴場のどこにもゴミ箱が見当たらず困りました。結局、あまり人がいなかったので洗い場の隅に置いておいて、出る時に持って出て脱衣所のゴミ箱に捨てました。お風呂のふちにも、誰かの使用済みバンドエイドがずっと置かれままになっていたので（夜も朝入った時もありました）せめて入り口に1つくらいゴミ箱があっても良いものではないかと思ってしまいました。お掃除の手間を省くためなのか分かりませんが、それなら、従業員の方も入浴しにいらっしゃっていたので、その際にざっとお風呂場をチェックするくらいなら出来るのではないかと思います・・・。 ＜ホテルの印象＞ 食事処、部屋、ホテル全体が寒く、温泉もすぐ湯冷めしてしまう泉質なので、とにかく寒かったという印象。「高原」ホテルというだけに、冬は宿泊しない方が良いかも。 「ちょっとあれ？と思うところもあるけど、通常プランでも箱根の中では宿泊料金が安めながら、お食事内容も良かったしトータルで考えるとまあまあ良いのでは？」と宿泊中は思いましたが、チェックアウト時の件で、残念ながら今回のみの宿泊となりそうです。